ピアニスト廣田ゆりの部屋

ジャズピアニスト廣田ゆりのサイト。本人が参加しているノスタルジックジャズバンド「黒船レディと銀星楽団」のサイトにもリンクしています。

 サキコロ


 先日、谷中の「不思議(はてな?)」という古本&雑貨屋さんで、サキコロの「シングル盤」(!)を購入しました(隣の小さいのは私が持ってたCDです)。

 中身は、「シングル」なので、アルバムから「モリタート」が1曲カットされて収録されているのですが、クレジットには「モリタートその1」「モリタートその2」となっていたので、A面B面、どのように振り分けられているかどうしても知りたい...。

 ひょっとして別テイクを両面に収録したのかなあとも思ったのですが、当時は別テイクなんてそんなに出まわってなかったでしょうし、なにしろジャズのシングル盤なんて初めて見るので、とにかく即買いして、家でプレーヤーを引っ張り出してかけてみました。

 大胆。期待どおりというか、大胆。
 散々みんながソロをとって、ドラムソロまでまわり、ベースソロになった途端、A面終了。トミーフラナガンの粋なバッキングの音とともにぷっつり終了。これって当時はアリだったのですねえ。

 そしてB面はさらに大胆。
 さっきの続きから始まって、でも「モリタート」は割とすぐ終わってしまうため、あまったところに、なぜか、やはりロリンズ演奏の「On a slow boat to China」が....。あれ、これって、サキコロ収録曲じゃなかったのでは....?
 さらには、このサービス曲に関して、ジャケにはひとこともクレジットされていないのも大胆でした。いいのかなあ...。

 当時の定価で450円。
 私は500円で買ったけど。
 いい買い物でした。

 あ、ちなみに「サキソフォン・コロッサス」ですからね、ホントのタイトルは。念のため。 このページのトップへ

コメント

シングル600円ぐらいの時代は覚えがあるので、450円というと相当古そうですねー。

「地獄の黙示録」公開当時、「ワルキューレの騎行」のシングルが出てて、買いましたよ。それもAB面に渡って収録されてました。一応フェードアウト、フェードインしていたと思います。

  • 2007/11/09(金) 18:51:19 |
  • URL |
  • サスケハナ #-
  • [編集]

クラシックの曲も長いから、「シングル」の枠ではおさめられないですよね。なるほど。

でも、その収録限界が今になってみると、ちょっといとおしく思えますね。 
 CDで、元LPにはない別テイクがたくさんはいっているアルバムが再発されると、うれしいんだけどちょっと節操がない感じがして。。 「数ある別テイクから、このテイクだけを収録しました」っていう、そのプレミア感が、失われる気がするんですよ。そういう意味でこのシングル盤には「美学」が感じられます。

 そこまで考えて買ったわけじゃないんですけど。

  • 2007/11/10(土) 13:13:26 |
  • URL |
  • ヒロタ #-
  • [編集]

別テイク

たまに「蛇足だろ」ってのもありますよね。

  • 2007/11/14(水) 00:53:28 |
  • URL |
  • #-
  • [編集]

なんでこのテイクがボツで、なんでこっちが採用されたのか、とかを考えるのには重宝なんですがね....。

  • 2007/11/15(木) 00:57:49 |
  • URL |
  • ヒロタ #-
  • [編集]

確かに大胆。

ご無沙汰しております。

いつの間にか11月も中盤。
寒くなりましたね〜。最近はライブにいくチャンスを逃し続けて、ちょっとしょんぼりです。

ジャズのシングル版って、僕は買ったことがないのですが、かなり大胆なカットのようですね。僕は70年〜80年代のヒットチャートがひそかなブームとなってます。しかもシングル版で。今はオリビア・ニュートンジョンの「フィジカル」を聞いてます。どうにも懐かしいです。

  • 2007/11/17(土) 11:57:07 |
  • URL |
  • Daddy #Ay6tTHf6
  • [編集]

Daddyさん、久しぶり〜。そうそう、最近ご無沙汰ですね〜。

私も、今回のこの大胆なカットが面白かったので、他のジャズのシングル盤の切り方、オマケの入れ方が気になっています。

 ところで、「フィジカル」、懐かしいですね〜。
私もその時代のもので一枚だけシングル盤をもってます。モノはカーペンターズの「プリーズミスターポストマン」。
 実家においてあるので、写真をお見せすることができないのが残念ですが、エアメールみたいなジャケがかわいいんですよ〜。

  • 2007/11/18(日) 12:09:43 |
  • URL |
  • ヒロタ #-
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廣田ゆり(ひろたゆり/ピアニスト)
  • Author: 廣田ゆり(ひろたゆり/ピアニスト)
  • 東京都中野生まれ。かに座AB型

    音楽好きの両親と2人の姉のもと、5歳でクラシックピアノを始める。5年で挫折。でも譜面を見ないで弾くのは大好きだった。

    10代で映画にハマリ、名画館通いしているうちに、なんだかむちゃくちゃ気になる音楽があって、しばらくわからなかったのを、誰かがジャズだと教えてくれた。さっそく学生時代はビッグバンドのサークルに入って、でもなぜかトランペットを吹いていた。

    卒業後は就職してバブルOL生活に突入。まじめに働いていた(つもり)が、向かなかった。会社に行きながらまたジャズを、今度はピアノで始めようと思い、ジャズピアニスト元岡一英氏に師事、そのあたたかく雄大な音楽性に影響を受ける。阪神大震災のあった年「人はこの世の中からいなくなってしまう存在」だということをやっと実感し、やりたい音楽をやるためにOLをやめた。

    95年頃よりプロ活動を開始。ソロ、ピアノトリオ、シンガーの伴奏など、ジャズ・ピアニストとしての精進は続行中。

    2003年春、ボーカリスト「黒船レディ」(水林史)に誘われて銀星楽団に「リリー婦人」として参加。楽曲の提供を始め、今日にいたる。2006年10月「古本屋のワルツ」をリリース。

     大事にしていること。明日はどうなるかわからないからこそ、音楽によって、その場の空気を多数の人とわかちあえる瞬間。
     
    趣味。月夜の散歩。古い洋館めぐり。お茶を飲むこと。本を読むこと。絵を見ること。

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廣田ゆり(ひろたゆり/ピアニスト)

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    10代で映画にハマリ、名画館通いしているうちに、なんだかむちゃくちゃ気になる音楽があって、しばらくわからなかったのを、誰かがジャズだと教えてくれた。さっそく学生時代はビッグバンドのサークルに入って、でもなぜかトランペットを吹いていた。

    卒業後は就職してバブルOL生活に突入。まじめに働いていた(つもり)が、向かなかった。会社に行きながらまたジャズを、今度はピアノで始めようと思い、ジャズピアニスト元岡一英氏に師事、そのあたたかく雄大な音楽性に影響を受ける。阪神大震災のあった年「人はこの世の中からいなくなってしまう存在」だということをやっと実感し、やりたい音楽をやるためにOLをやめた。

    95年頃よりプロ活動を開始。ソロ、ピアノトリオ、シンガーの伴奏など、ジャズ・ピアニストとしての精進は続行中。

    2003年春、ボーカリスト「黒船レディ」(水林史)に誘われて銀星楽団に「リリー婦人」として参加。楽曲の提供を始め、今日にいたる。2006年10月「古本屋のワルツ」をリリース。

     大事にしていること。明日はどうなるかわからないからこそ、音楽によって、その場の空気を多数の人とわかちあえる瞬間。
     
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