ピアニスト廣田ゆりの部屋

ジャズピアニスト廣田ゆりのサイト。

最近気になっている1曲です。一番最初に知ったのは、チェット・ベーカーのアルバムなんですが、そのときは「ふうん」っていう感じで。

今年に入ってから知りあいのギタリストがCD録音したのを聞かせてもらったら1曲目にコレが入っていました。「いい曲なんだよ」「ふうん?」

で、先日石垣島にいった時一緒だったDJのHIDEくんに「結婚式でやるのにいいスタンダートってないかなあ」って訊いたら、この曲の名前があがりました。「いい曲なんだよ」「ふうん、みんなこの曲好きなんだなあ」

そういや先日11/13の下北沢440のイベントの時にもかかっていました。

その後、私がソロピアノで弾いているお店にこの曲が好きだという知り合いが来たので、帰り際にお見送りの曲として弾いてさしあげました。曲が終わった時、知り合いはすでに店を出ちゃったあとだったのですが、代わりにお店の隅で聴いてくれていたカップルの女の子の方が近づいてきて「今の曲、私の一番好きな曲なんです。弾いてくれてありがとうございました!」

まさかあ、こんな渋い佳曲、そうそう知ってるわけないよ~っと思ったのですが、題名もそのとおり。「『雨に唄えば』の人が映画の中で歌っているんです。」
てことは、ジーンケリーの映画の中に出てくるのでしょうか?

さすがに「ふうん」じゃすまなくなり、調べてみたら、確かにすてきな歌詞がついていました。さりげなく人生の応援歌というか。みんなが好きになるのもわかるような気がしました。

こうして、一曲の唄がとてもとても気になる曲になってしまったのですが、以前正体不明です。チェットのCDが行方不明だし(なぜか聴きたいときにないのです)、ジーンケリーがどの映画の中で歌っているのかもまだわからずじまい。でも、なんだか縁のある曲みたいだから、次にこの曲に出会うのはどこだか楽しみです。



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コメント

調査報告

"Look for the silver Linning"
が歌われている映画ですが、フランスの映画オタクサイト"FILM de CULTE"によれば
http://www.filmdeculte.com/dossier/vincenteminnelli/portrait2.php
"le solo Look for the Silver Linning par Judy Garland dans La Pluie qui chante (1946)"
とのことです。この"La Pluie qui chante"というのは、「雲流るるはてに/雲流れ去るまで」"TILL THE CLOUDS ROLL BY"のことのようです。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=6324
ジュディ・ガーランドが歌っている"Look for the silver Linning"は、
CD"Over The Rainbow And Beyond"に入っているようです。
http://www.musicline.de/de/product/Garland,Judy/Over+The+Rainbow+And+Beyond/CD/743625026429
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000683W6/qid%3D1134213452/249-2479067-4169957

映画のDVDはアマゾンでは「在庫なし」となっていますが、市中では「字幕が酷い」廉価版が出回っているという噂がありました。
小生はまだ見ていません。

なお、本調査結果により貴殿にいかなる損害が発生しようとも、当店は一切責任を負いません。

悪徳商店"阿部屋"調査部・村山伝兵衛

  • 2005/12/10(土) 20:33:48 |
  • URL |
  • 村山伝兵衛 #ulYx6Mu6
  • [編集]

ありがとうございます。

DVD資料の入手、大変感謝します。さっそくみさせていただきました。

気になるのはフランス語の題が「唄う雨」になっていること。この題名から、私が出あった女の子は「『雨に唄えば』の人が歌ってるんです」って思ったのでしょうか...?

この映画のジュディガーランドはほんとに美しいですね。ジュディガーランド自身の伝記映画もあって、確かジュディデイビスが主演(だったと思う)ですが、こちらは結構最近作られたものなので、MGM製伝記映画と違ってかなりハード&リアルに実像に迫る内容でした。伝記映画の作り方にも時代が出るのでしょうね。

  • 2005/12/24(土) 01:36:21 |
  • URL |
  • ヒロタ #-
  • [編集]

調査報告・続編

リリー婦人、伝兵衛さん、こんにちは。
昨年、伝兵衛さんの紹介で黒船レディ&銀星楽団のライブに二度ほどおじゃました丸川です。
Look for the silver lining、たしかにChet Baker Singsに入っていますね。何度も聞いているレコードのはずなのに余り印象に残っていないのは名曲揃いのアルバムのなかでやや地味なせいか。
ところが調べてみるとこれがなかなかのスタンダードのようです。
初演は1920年のミュージカルSallyのなかでMarilyn Millerという人が歌い、同じMarilyn Millerが1930年の映画Sallyでも歌っているようです。
1949年にはMarilyn Millerを描いたミュージカル映画Look for the Silver LiningがJune Haver主演で作られているとのこと。
下記ページはこの歌をレコーディングしたアーティストの一覧のようですが、アレサ・フランクリンまでもが取り上げているのですね。
http://www.carlinamerica.com/titles/titles.cgi?MODULE=DETAIL&ID=329&terms=___terms___
ところで、この歌のタイトルを訳すと「銀の裏地を探せ」。人生の明るい面を見ていこうという趣旨の歌詞だと思いますが、「銀の裏地」というのは比喩なのか、それとも初演のミュージカルのなかの話と関係あるのか。たぶん後者のような気がします。
以上、調査報告でした。

調査報告・続編の蛇足

蛇足ながら、「『雨に唄えば』の人が唄っている」説に関して言えば、ジーン・ケリー、デビー・レイノルズらがこの曲を歌ったという形跡は見あたりません。たぶんその女性が「オズの魔法使い」と言おうとして「雨に唄えば」と言い間違えてしまったのではないでしょうか。

  • 2006/01/07(土) 22:08:32 |
  • URL |
  • mardinho #-
  • [編集]

再報告

丸川さん、こんにちは。伝兵衛です。
僕も丸川説と同じく、ジーン・ケリーが映画中でこの歌を歌っているわけではないと想っています。ご指摘のとおり、「雨に唄えば」と「オズ」を混同したのではないかと。奇しくも僕は、両作品が併映されているのを学生時代に観ています。
あるいはリリー婦人のおっしゃるように、かの女の子は作曲者の伝記映画の仏語タイトルが「唄う雨」となっていることを言っていたのかも。
ところで、"Silver lining"ですが、「銀の裏地」というよりも「黒い雲からのぞく銀色のふち」という意味があり、転じて「不幸の中に見える明るい希望」を意味するそうです(三省堂『グランドコンサイス英和辞典』)。もっとも、この意味が古くからの慣用的な表現なのか、この歌により広まった「80年前の新語」なのかは未確認です(笑)。

  • 2006/01/09(月) 22:06:40 |
  • URL |
  • 村山伝兵衛 #ulYx6Mu6
  • [編集]

いつの間にこの項はこんなに盛り上がっていたのですか....?!

先日ケーブルテレビで「スチュアートリトル」というねずみが主人公の映画をやっていたのですが、そのラストでもかがやく夕焼け雲を見ながら「shilver liningが見える?」とかなんとかやっていました。最初から見たわけではないので、この曲が関係しているのかわかりませんが、ひょっとして、けっこうポピュラーな言い回しなのかもしれませんね。

ちなみにDVDは今黒船レディのところにまわっています。

  • 2006/01/20(金) 02:18:58 |
  • URL |
  • ヒロタ #-
  • [編集]

追伸

丸川先生、書き込みありがとうございます。アレサフランクリンまでつきとめてしまうとは、調べるプロフェッショナルはやっぱりさすがですね~。

  • 2006/01/20(金) 02:31:16 |
  • URL |
  • ヒロタ #-
  • [編集]

チェット・ベイカー

廣田様、丸川様。伝兵衛です。
"CHET BAKER SINGS"におまけ"+8"が付いた20曲入りのCDを蔦屋で借りてきました。
ジュディ・ガーランドが「雲流れ去るまで」の中で皿洗いをしながら唄っていたときには感じなかったのですが、チェットが軽やかなピアノとギター、そしてベースをバックに歌っているのを聴いていたら、
「"Look for the Silver Lining"は黒船レディと銀星楽団にピッタリの曲なんじゃないか」と想い至ってしまいました。
レパートリーのひとつにいかがでしょうか?

たまたまでしょうが、銀星楽団にも参加されたことのあるイケ面ベーシスト、フリーダム卿こと川本悠自氏のブログでも"CHET BAKER SINGS"が話題となっていました。(1月20日)
http://yujik.exblog.jp/#
http://yujik.exblog.jp/4053129/

* ちなみにチェットの歌では、ドラムとトランペットもチョイ役で出ていましたね。

  • 2006/01/29(日) 22:00:17 |
  • URL |
  • 村山伝兵衛 #ulYx6Mu6
  • [編集]
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廣田ゆり(ひろたゆり/ピアニスト・作曲)
  • Author: 廣田ゆり(ひろたゆり/ピアニスト・作曲)
  • 東京都中野生まれ。かに座AB型

    廣田ゆり(ひろたゆり/ピアニスト・作曲)プロフィール

    ジャズピアニストとして都内ライブハウスに出演しつつも、スウィンギー&スウィートな音楽性で、ノスタルジックポップスバンド「黒船レディと銀星楽団」、エキゾな「モスランズ」、ビッグバンド「Gentle Forest Jazz Band」のCD、ライブに参加するなど、
    ユニークな活動を続けている。

    「古本屋のワルツ」に代表される、古い映画音楽のような、ロマンチックなメロディメイキングのセンスに高い評価がある。

      現在はバイオリンとコンガを主軸としたライブシリーズ「超素敵音楽会〜月夜の散歩」が好評。

    リーダーCDに「ザ・ローリング・リリ~リリー婦人の7分半ピアノロール」(2009)、「ノミのサーカス」(2015年8月)など。

    大事にしていること。明日はどうなるかわからないからこそ、音楽によって、その場の空気を多数の人とわかちあえる瞬間。

    趣味。月夜の散歩。古い洋館めぐり。お茶を飲むこと。本を読むこと。絵を見ること。昼間のビール、夜更けのワイン。

    レッスンもいたします♪
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