ピアニスト廣田ゆりの部屋

ジャズピアニスト廣田ゆりのサイト。

昨日の満月の写真にネットで「世の中は、、、」というタイトルをふっていた方がいたので、ついつい思い出した百人一首の一歌。

世の中は常にもがもな
渚こぐ
あまの小舟の
綱手かなしも

(鎌倉右大臣=源実朝)

(詳しい解釈はコチラをご参考ください)

無常の世の中にあって、ごく普通の日常の風景がいとしくせつない、という歌です。
戦乱の鎌倉時代、将軍の家に生まれて武将として生きながら、文学への道が捨てきれず、京都の藤原定家に師事し、歌を作り続けるも28歳にして暗殺される。。。

という波乱の生涯の人でしたが、
この歌の内容で、あるスタンダードソングを思い出しました。


素晴らしき世界なんて言っても、世の中、戦争や貧困や、悲惨なことばっかりだ。でも、ちょっとこのルイ爺さんの言うことを聴いてくれ」
ベトナム戦争の時、サッチモ(ルイ・アームストロング)が「What a wonderful world」をこんな語りだしで歌いだしたヴァージョンがあり、以前TV番組でみて涙したことがあります。

(歌詞についてはコチラをご覧ください)

「木々の緑、バラは赤、君と僕のために咲き誇るのを見て、世界は素晴らしいと思う」
と、いかにも普通のラブソング風に始まって、

「虹の七色、行きかう人々の顔、握手をかわし、はじめましてと挨拶する、それは、愛している、と同じ意味」
「泣いている赤ん坊も、やがて僕が知っている以上のことを学んでいく。世界はこんなにも素晴らしい。」

ごくありふれた日常がこんなにいとしい。
そのありがたさをエネルギーに変えていきたい。

関連記事
スポンサーサイト
このページのトップへ

コメント

このページのトップへ

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

このページのトップへ

トラックバック

FC2Ad

Information

廣田ゆり(ひろたゆり/ピアニスト・作曲)
  • Author: 廣田ゆり(ひろたゆり/ピアニスト・作曲)
  • 東京都中野生まれ。かに座AB型

    廣田ゆり(ひろたゆり/ピアニスト・作曲)プロフィール

    ジャズピアニストとして都内ライブハウスに出演しつつも、スウィンギー&スウィートな音楽性で、ノスタルジックポップスバンド「黒船レディと銀星楽団」、エキゾな「モスランズ」、ビッグバンド「Gentle Forest Jazz Band」のCD、ライブに参加するなど、
    ユニークな活動を続けている。

    「古本屋のワルツ」に代表される、古い映画音楽のような、ロマンチックなメロディメイキングのセンスに高い評価がある。

      現在はバイオリンとコンガを主軸としたライブシリーズ「超素敵音楽会〜月夜の散歩」が好評。

    リーダーCDに「ザ・ローリング・リリ~リリー婦人の7分半ピアノロール」(2009)、「ノミのサーカス」(2015年8月)など。

    大事にしていること。明日はどうなるかわからないからこそ、音楽によって、その場の空気を多数の人とわかちあえる瞬間。

    趣味。月夜の散歩。古い洋館めぐり。お茶を飲むこと。本を読むこと。絵を見ること。昼間のビール、夜更けのワイン。

    レッスンもいたします♪
    生徒募集中。
    Contact
    hiro-yuri@m3.dion.ne.jp
    (ハイフンをとってご連絡ください)

Search

Calendar

08月 « 2017年09月 » 10月
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

 

カテゴリー

最近の記事

最近のコメント

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
音楽
2540位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
ジャズ
108位
アクセスランキングを見る>>

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する