ピアニスト廣田ゆりの部屋

ジャズピアニスト廣田ゆりのサイト。

海にいく予算がない分、今年の夏はちょこちょこライブをみにでかけました。

自分がその商売だからというわけではないですが、そして、オーディオで過去の偉人の音楽を聴くのも好きなのですが、でもやっぱり、この年のこの日、いま、ここで聴ける音楽のかけがえのなさ、言い換えれば鮮度の高さ、そこで進行している化学反応に客席から自分も参加している感じ、とういのもなかなか捨てがたいのです。

8/某日
「アルゼンチンタンゴ伝説のマエストロたち」
 これはライブではないですが、最初に行ったのは、渋谷Bunkamuraで上映していた映画。

 タンゴ版「ブエナビスタソシアルクラブ」といわれている映画で、タンゴ黄金期のミュージシャンが集結してブエノスアイレスのコロン劇場でコンサートを開くまでのドキュメンタリーです。

 う~ん。スペイン語圏の音楽にはなにか魂ゆさぶられるものがありますねえ。私は純正日本人なのですが、なんでだろ。

 私の好きなピアニスト、オラシオ・サルガン氏は、キメキメで舞台挨拶にはでてきていたのですが、演奏場面の映像はなくてちょっとがっかり。


8/19(木)
 渋谷のクラブクアトロに、ギター塩っちやベース西川くんが参加しているクラブジャズバンド「the Fascinations」をみに。
 クラブイベントっぽかったので、若者の間で浮かないように、よくお世話になっているお店のスタッフでシンガーのIちゃんに同伴(?)してもらっていきました。
 クアトロにはいる前に、渋谷名物全品290円均一の居酒屋でテンションあげて飲み食いしたあと、対バンの「Django Rhythm」のジプシージャズ風熱い演奏を堪能し、「ファッシネーションズ」渡辺さんのパンク・ヴィヴラフォンと怪しいダンスを鑑賞。
 そのあとまた立ち飲み居酒屋に飲みにいって渋谷の夜が更けました。

8/23(月)
 新宿Red Cloth(紅布)にて、かねてより見たかった「バンバンバザール」と「栗コーダーカルテット」の2マンがあり、気になるバンド一気見!と思って駆けつけました。

 「栗」のおじさまたちは老眼鏡をかけつつも、メンバー4人がそれぞれ各種リコーダー、アンデス、鍵盤ハモニカ、ソプラノサックス、チューバ、バスーン、ギター、ウクレレ、と八面六臂の持ち替えで、さまざまなジャンルの曲に挑戦。ああ、和みます。「ピタゴラスイッチ」のテーマも聴けてうれしかったですが、ほかの曲も全部ツボだったなあ。
 きっとアレンジする作業はすごく楽しそうです!!
 中でも、普段4人が座って演奏しているのに、ギタリストが突然立ち上がってかき鳴らし始めると場の雰囲気がガラッと盛り上がるのが素敵でした。コレ、ピアノでも使えないかなあ。

 「バンバン」は、ジャンゴ風ありナットキングコール風ありの曲目になぜか日本語のとぼけた歌詞がのっているのが楽しくて、特に好きだったのは、アンコールに生音でやった「奥様、どうぞご勝手に」。メキシコ系日本人(?)のベーシストさんがリードで歌う、ロスパンチョス風の極上コーラスが「その歌詞にそれ~?」って感じでお茶目でした。

アンコールに2バンド8人で「Japanese Rumba」という面妖な曲をやっていたのもなかなか濃い光景でした。刺激的。。。。

8/27(金)
 練馬春日町のジャズバー「Lady Day」でピアノ山本剛さんのトリオ。
 ベース香川裕史さん、ドラムス木村由紀夫さんという、大好きなミュージシャンばかりのセットだったので、これは逃せまい。

 山本剛さんを聴くのは3回目くらいですが、いつもは柱の陰からこっそり...みたいな感じだったのが、今回は由紀夫さんが紹介してくださったので、直接お話することができて、ちょっとミーハーな感動&興奮をおぼえました。
 剛さんのピアノにがっつりノックアウトされ、オーナーのシンガー八月薫子さんの「Maybe you’ll be there」にうっとりして、ビールはおいしいし、こんな夜がいっぱいあると、人生豊かだなあ。。。


 問題は、私の職業は「日雇い」ミュージシャンなので、仕事があると財布は安心だけど、ライブは見に行けない。
仕事がないと、ライブ行く時間はあるんだけど、財布に不安がある。

ライブ行ってドリンク一杯で帰ってこれない自分にも問題はあるかもしれないが、飲まないでジャズを聴いて何が楽しいのでしょう!?(飲みすぎると耳にくるのでこれまたイカンのですけど)

 秋からはまたマジメに仕事しないと...。

 




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廣田ゆり(ひろたゆり/ピアニスト・作曲)
  • Author: 廣田ゆり(ひろたゆり/ピアニスト・作曲)
  • 東京都中野生まれ。かに座AB型

    廣田ゆり(ひろたゆり/ピアニスト・作曲)プロフィール

    ジャズピアニストとして都内ライブハウスに出演しつつも、スウィンギー&スウィートな音楽性で、ノスタルジックポップスバンド「黒船レディと銀星楽団」、エキゾな「モスランズ」、ビッグバンド「Gentle Forest Jazz Band」のCD、ライブに参加するなど、
    ユニークな活動を続けている。

    「古本屋のワルツ」に代表される、古い映画音楽のような、ロマンチックなメロディメイキングのセンスに高い評価がある。

      現在はバイオリンとコンガを主軸としたライブシリーズ「超素敵音楽会〜月夜の散歩」が好評。

    リーダーCDに「ザ・ローリング・リリ~リリー婦人の7分半ピアノロール」(2009)、「ノミのサーカス」(2015年8月)など。

    大事にしていること。明日はどうなるかわからないからこそ、音楽によって、その場の空気を多数の人とわかちあえる瞬間。

    趣味。月夜の散歩。古い洋館めぐり。お茶を飲むこと。本を読むこと。絵を見ること。昼間のビール、夜更けのワイン。

    レッスンもいたします♪
    生徒募集中。
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