ピアノトリオが私のピアノをがっつりお聞かせするユニットだとすれば、こちらは、アレンジを楽しんでもらうユニットなので、トリオに比べれば、私はほとんど弾いていません。
アレンジ命なので、今までやってきた音楽活動のなかで、好きだなあと思ったミュージシャンに集まってもらいました。
というわけで、メンバーは、菅野浩(アルトサックス)城谷雄策(トランペット)塩川俊彦(ギター)佐藤有介(ベース)野村綾乃(ドラムス)という豪華な顔ぶれ。
私も鍵盤ハモニカ(私の使っているのはスズキのメロディオンです)など駆使して、去年から書きためてきた管アレンジのオリジナル数曲、&マニアックだけど「知っているあなたにはたまらない」映画音楽の数々を、いろんな編成で演奏しました。

↑クリックすると全貌が明らかになります。縮小するのが惜しい迫力だったので...。(写真はすべて松永智司さん提供です)

曲目は
1st
Luncheon Box
パリの天気はどう?(F.Lemrque)from 「ぼくの伯父さんの休日」(ジャック・タチ)
Snow Board
深海魚の夢
子象の行進(H.Mancini)from 「ハタリ!」
2nd
海流の中の島々
6月のselection~雨がやんだら遊びに行こう
パレードの週末
11月
双子座の姉妹(M.ルグラン)from「ロシュフォールの恋人たち」
アンコール 子象の行進(ふたたび)
(↑作曲者名のあるもの以外はオリジナルです)
Malt Oriental(モルトオリエンタル)というバンド名について。
前に私の音楽のイメージについていろんな人に聞いてみたところ、おいしいお酒のイメージをあげてくださった方が多くて、なかでも、スコッチなどの原料になるモルトに票(?)が集まりました。
調べてみると、Maltつまり麦芽(ばくが)は、「麦、特に大麦の種子を発芽させたもので、ビール、ウイスキー、水飴の原料となる。」(by ウィキペディア)ということで、やりようによって、香り高いお酒になったり、スイートになったりする...。私の目指しているものにぴったりだなあと思ってつけてみました。
「Oriental」の言葉は日本人である自分のアイデンティティの意味をこめて。
曲については全部解説したいくらいなのですが、長くなってしまうのでおいおい。
でも、どうしても言っておきたいのですが、、、
このバンドは、相当いい音だしますよ~。今回も十分いい感じでオイシかったですが、さらに熟成させて、もっとたくさんの方に味わってもらいたいなと思います。
自分でいうのもナンだけど、私のオリジナル曲なんて、相当カッコよくキマりましたもん。
ぜひ聴いて、じっくり味わってくださいませ。
次回企画(まだ決まってないけど)のときは、お聴き逃しなく!
※ちなみにホワイトデーというお日柄のせいか、この日はお客様やライラマスターからお菓子、お酒などの差し入れがあり、うれしかったです。
みなさん本当にありがとう。来年のバレンタイン・デーは待っててくださいね。(順番が逆だけど...)

↑お客様中澤篤さんのライブレポートスケッチ。2ndみている間にかいてくれました。早!
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